...with max respect for maestro Jens Johansson.
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■STRATOVARIUS Interview with Jens Johansson Sep. 2000




では、まずニューアルバムの「Infinite」についてお聞きしたいのですが。

「ああ、あれは昨年レコーディングしたものなんだ。12月に完成した気がするんだけど、良い作品だと思うよ。」

少し「Episode」の作風に戻っていると聞いたんですが・・・

「そう、少しね。君の言う通り、少しだと思う。」

ところで、あなたは最高のキーボーディストですよね・・・

「ありがとう。」

"Infinite"は"Destiny"よりもずっとポジティヴな感じのアルバムだと聞いたのですが。

「僕もそう思うよ。僕は歌詞はあまり書かないんだ。Tolkkiが大半の歌詞を書くんだよ。彼は前のアルバムのときよりも今の方が幸せだと思う。」

あなたは今回2曲書いたんですよね?

「実際には4曲分くらい書いたような・・・」

2曲だけ収録されたと?

「1曲だけだよ。アメリカ盤のボーナストラックが何になるかわからないけど・・・」

”Glory of the world”ですね?

「そうそう、それがどの国のバージョンにも収録される曲だと思う。僕が書いた曲は3つだけ完成させたんだ。」

では、どんな感じの曲なんですか?

「”Glory of the world”のこと?」

そうです。

「いずれにせよ、典型的なStratovariusタイプの曲だよ。」

ファストな曲ですか?

「うーん・・・他の3曲はそういうタイプの曲ではなかったんだ。『うわ、変な曲!』て感じのやつだよ。少し違うタイプのものを書こうとしたんだけど、上手く行かなかったね。(笑)」

Rhapsodyと一緒にツアーをするというのは誰のアイディアだったんですか?

「エキサイティングなツアーになると思うよ。2バンドを見ることを楽しみにしている人がたくさんいるのが分かっているから、素晴らしい組み合わせだと思う。あっち(Rhapsody)には・・・凄く良い人たちがいるんだ。僕と同じスピリットをもった種類のね。極端に技巧的なものではないけど、良い曲を書くよね。」

彼もあなたに影響を受けたうちの一人だと思いますよ。

「ああ、悪くない気分だね。(笑)Sonata Arcticaの奴(※たぶんTony Kakkoのことだと思います)も本当に上手いね。彼は19才かそこらの子供なんだ。時代を引き継ぐ新しい世代が生まれているようだね。」

彼らもフィンランドの出身なんですよね?

「そうだよ。」

で、あなたはスウェーデンの出身ですよね?

「ああ。」

今はどこに住んでいるのですか?

「ニューヨークだよ。」

これからまた曲を書く予定はありますか?

「もちろん!次のアルバムがいつ出るのか分からないけど・・・2002年かそこらだろう。」

フュージョンとかも大好きなんですよね?

「そうだね。Stratovariusに参加する前にちょっとやってたよ。」

JorgやJariはどうですか?彼らがこの先Stratovarius用に曲を作ったりすることがあるんでしょうか?

「それは何とも言えないよ! ほら、人って変わっていくものだろ?まあ、現状では2人とも興味無さそうだけどね。だからある程度注目しておくべきなんじゃないかと。Jorgは作曲について(Jorgの声マネで)『うぅぅん、そうだな、分からないな。僕はドラムを叩くだけだろう。』みたいなことを言ってたと思うけど。」

私もドラマーなんです。だから察しがつきますよ。

「ああ、音階の出せる楽器をやってないと曲を書くのは難しいと思う。」

その通りですね。ところで、Stratovariusで好きなアルバムはどれですか?

「好きなアルバム?当然これだと言うべきだろうね。ニューアルバム(Infinite)だよ。前もって言っとくのを忘れてたよ!あとひとつは、Episodeだ。あれは僕にとって、初めての作品のようだったな。でも本当に全部好きだよ。Fourth Dimensionだって良いアルバムだと思う。」

Stratovariusは過去の曲を再レコーディングする予定はありますか?

「いや、無いと思う。それはやらないことになっているんだ。」

ノイズが入っていてもですか?

「もちろん。」

するとどのアルバムも再リリースすることは絶対に無いと?

「そうだね、でも絶対に無いとも言い切れないな。つまり、誰かがアルバムの権利とかを買い取ってしまうことも有り得るわけだ。でも普通レーベルはそういうものを手放さないよね。それよりも変なことが起こったんだ。Times-WarnerとAtlanticが合併してひとつのレーベルになったんだよ。将来的に宇宙にレーベルがひとつしか存在しなくなるかも知れないね。」

(笑)

「Times-Warner Atlanticみたいなレーベル名になるのかも知れないし!」

ライヴアルバムの「Visions of Europe」はとても感動しました。間違いなく私が持っているライヴアルバムの中でも最高傑作の部類に入ります。

「あれは凄く楽しかったよ。」

ええ、大好きなんですよ!ところで私はあなたがライヴでプレイするのが好きな曲はどれだろうと気になっていたのですが。

「くぅぅ、それは難しいね。”Eternity”も好きだし・・・」

今回のセットリストの中に意表を突くような曲はありますか?

「本当に分からないんだよ。というのも、まだリハーサルがたくさん残っていて、それらをやってみてどういうセットがベストかを決めるんだよ。また、どれくらいニューアルバムからの曲をセットに入れるとかをね。」

ベストと言えば、「Chosen Ones」のカヴァー・アートを思いついたのは誰ですか?

「ハハハ、それには長い経緯があってね。あのアルバムが出たのは、前のレーベルのNoiseとの契約が終了した後だったな。」

そうすると、契約上の義務のような理由によるものですか?

「ううん・・・強制とかでは無かったな。基本的に、単にレーベルが出せるから出しただけだと・・ほら、Noiseが僕達から搾り取れる最後の一滴を欲しがっていたというわけだよ。でも僕達は連中に最後に一杯食わせてやったんだ。Noiseが「カヴァー・アートが無い」と言ってきたので、Jorgが「カヴァー・アートならあるよ」と答えた。それは変てこな鹿がゲロを吐いている絵で・・・あるドイツ人がTシャツ用に描いたものでね。冗談で着るようなTシャツみたいなものだけど。そのTシャツはフィンランドでのみ販売したんだ。それはフィンランド人は酔っ払うと時々こういうキャラに変身するからなんだけどね。それでJorgが「こういうのがあるから、これを使ってみたらどうかな」と提案すると、Noiseが「OK! いくら払えばいい?」と答えたので、Jorgが「あああ、そうだね、安く手に入るかも知れないよ」てな感じであれに決まったんだ。とてもStratovariusのアルバムには見えないよね。」

ええ、そうですね。

「すっかり使い古されたような感じの絵だからね。」

ファンが収録曲を選んだんですよね?

「ああ、基本的にNoiseはリンゴのラストひとかじりを欲しがっていたから、”Infinite”の発売日にあわせてリリースしたんだと思う。連中はあのアルバムから1セントでも多くの利益を得ようとしていたんだろうね。」

では、どうしてバンドはNuclear Blastを選んだのですか?

「ああ・・過程が長引いてしまったよね。つまり、たくさんのレーベルが候補にあって、その中でもNuclear Blastが1番良いと思ったんだ。」

そうですね、良いレーベルだと思いますよ。彼らはStratovariusをアメリカに連れてきてくれるのでしょうか?

「それは何とも言えないね。僕もそう願っているんだけど、セールス的に僕たちのような音楽は少し厳しいからさ。まあ、そのうち分かるよ・・・」

あなたはどのような人に影響を受けましたか?

「子供の頃はDeep Purpleとかそのあたりが好きだったよ。Frank Zappa、Rainbowも大好きだ。好きなものがあり過ぎて良く分からないな。」

「Destiny」のときと比べて「Infinite」の反応はどうですか?

「良くなっていると思うよ! 結果が落ち着いてみないと分からないと思うけど。まあ、無事にレーベルも決まったし、Noiseの時に比べたらロイヤリティー(※著作権による収入)が全然いいよ。Nuclear Blastは良いレーベルだからね。そういうわけで見通しはとても明るいよ。」

「Infinite」のカヴァー・アートが何を象徴しているかご存知ですか?

「あのアイディアを思いついたのはTolkkiで、彼がDerek Riggsにそのアイディアを説明したんだと思う。絵の左側が肉体の世界を、右側が精神のそれを意味していて、全体において魂が2つの領域みたいなものの間を飛び交っているのを象徴しているのだと思うよ。」

最近特に好んで聴いている音楽はありますか?

「いや、本当に無いんだ。最近はずっと作るほうで忙しかったから。でもAndy Westというフィンランド人の作品をずっと聴いているよ。彼はDixie Dregsのところでベースを弾いているんだ。」

彼らならDream Theaterとライヴをやっているのを見ましたよ。

「そうそう、つまり一日中作業をしていれば、気分が萎えた時に一番したくないのは更に曲を作ることなんだ。いつもはクラシックを聴いているけど、それとは別に実はMeshuggahも好きなんだよ。凄く良いバンドだね。」

ところでIron Maidenが以前の面子に戻りましたが、それについてどう思いますか?

「良いと思うよ。彼ら5月頃に新作を出す予定だと思う。あ、電話を切らずにちょっと待ってて。どこかのバカが外で騒いでるから窓を閉めないとね。」

フィンランドのメタルシーンがどうなっているかご存知ですか?

「実際にとても活気があると思うよ。あそこでは変わった小コミュニティが出来ているんだ。今までStratovariusのようなバンドは居なくて、もう少しヘヴィなものとかがずっと主流なんだ。デスメタルのアルバムやそれ系のバンドが山ほど出て来るんだよ。特に北部の方はね。あそこでは気分が悪くなるような、少々ひねくれたようなものもあるよ。太陽が出ている時間が少ないせいで、みんな奇妙な生き物に変わってしまったんだよ。Sentencedとか・・・君が聴いたことがあるかどうか知らないけど・・・」

彼らの音楽なら聴いたことがありますよ。 あなたのお兄さんは今Hammerfallでドラムを叩いているのですか?

「そうだよ。彼らは5月の初めにナッシュビルにレコーディングしに行くようだよ。あのMichael Wagner(プロデューサー)と作業するためだとか。HammerfallもNuclear Blastに所属しているんだ。だから僕達はレーベル仲間なんだよ。Meshuggahもそうなんだ。クールだよね・・・」

他に近々レコーディングに参加する予定はありますか?

「ううん・・分からないな。そういうのは時間がかかるものだから、いつ世に出るか分からないんだ。モノ自体はずっと作ってるんだよ。Andersと作りかけのものが2つ,3つほどあるんだ。去年出したLast Vikingみたいに、どちらかというとフュージョンぽい感じなんだよ。まだ全然マテリアルを集めている最中で、そのための時間を作ろうとしているんだ。僕はこの2ヵ月のツアーで少々燃え尽きてしまったよ。というのもひとつアルバムを完成させると、次にワールドツアーに出る、という一年が3.4年続いているから、僕は家ではそんなに多くの時間を過ごしていないんだよ。休みが取れたときでも、他のレコーディングとかの仕事を山のようにこなしてきた。僕は人から仕事を頼まれたときはいつも、出来ないかも知れないということを前もって言っているんだ。でも、あのAndy Westの場合は6・7ヵ月ほど待たせてしまったんじゃないかな。しんどい仕事だったけど、「ああ、なんてこった・・・」と彼にも申し訳なく思ったよ。」

以前にDream Theaterにアプローチしましたよね?

「ああ、その通り! Kevin Mooreが脱退した93年か94年頃のことだったな。」

何があったんですか?

「いや、それが全然分からないんだよ。言いにくいんだけど・・・たぶん彼らはより多くのことをキーボーディストに望んでいたから、引き続き後任を探すことにしたんだと思う。完全に要求に応えられるプレイヤーをね。実際彼らは自由に選びたかったんだ。僕が思うに今のキーボーディスト(Jordan Rudess)にしたってバンドは彼も(僕と同じ頃に)試してみて、結局Jordanもその時は・・・鍵盤職にありつけなかったんじゃないかな。ハハハ」

Tolkkiは他のメンバーに曲を書くように奨めたりするのですか?

「別に奨めたりしないし、書くなとも言わないよ。彼はフィンランド人だから、その・・・」

(笑)

「・・・あんまり喋らないんだよ。」

では、彼は独りでどこかに行き大量に曲を書いて、それを持ち帰り、メンバーに見せるだけ、ということなんですか?

「そうだね、3日くらいでね。物凄く早いんだよ。」

近々ホームビデオ等をリリースする予定はありますか?

「今ホームビデオの話があるんだよ。プランというのは、ホームビデオカメラで撮ったフィルムとMTVで作った映像を組み合わせるものだよ。Nuclear BlastはMTVからその権利を買い取らなくちゃいけないんだ。」

”Kiss of Judas”や”SOS”とかですか?

「本当に良く出来たビデオクリップだと思うよ。」

インターネットで見ましたよ!

「ただ予算について・・・僕たちはあるフィンランド人のディレクターと相談したんだ。さっき僕が言ったように、あそこはコミュニティのようなものでね、みんなが助け合うんだ。とても良いことだよ。」

”Hunting high and low”のビデオを作ったんですよね?

「そうだよ。」

どこで撮影したのですか?

「フィンランドだよ。これもインターネットで流れると思う。凄くカッコいいんだ。」

それはライヴパフォーマンス形式ですか?それともバックストーリーがあるものですか?

「その中間くらいかな。間にライヴパフォーマンスのカットが挿入されているんだ。ライヴ、といっても本当のライヴじゃないけどね。」

そうなんですか。(笑)

「ああ、他のビデオクリップと似たような感じなんだ。”SOS”のような・・・見たことがあればわかると思うけど。」

Tolkkiはどこであなたの事を知ってバンドに招き入れたのですか?

「Tolkkiが電話をかけてきて、後任のキーボーディストを探していると言ったんだよ。Burrn!という雑誌のエディターだという、ある日本人の男に電話をして僕の電話番号を教えてもらったらしい。TolkkiがFAXを寄越して来たときは、「誰だコイツ」みたいに思ったけどね。それからCDを送ってきて、それを聴いてみるとこれは良く出来ている思ったんだ。たぶんあれはEpisodeのデモだったと思うんだけど、凄く良い曲に書けていると分かった。これはフィンランドに行くチャンスだと・・・そう思った。」

Yngwieとの活動はどのようなものだったのですか?

「今思い返してみると、とても楽しかったと思う。もちろん悪い思い出よりも良い思い出のほうが長く記憶に残るものだけれどね。それでもあの経験を悪いものだとは思わない。本当に何物にも代え難いよ。」

多くの人が彼のことを傲慢だと言っていますが・・・

「ああ、少々そういう部分があるよね、でもカドが取れて来てもいるよ。昔は多くの人に対して酷い態度を取っていたけど、多少性格的に丸くなったと思う。」

そうですね、彼にはもう子供が居るから、それが理由なのかも知れないですね。

「ああ、子供が生まれる前でも少し丸くなっていたと思うけどね。歳をとればより多くのことを考え始めるのかも知れないね。Yngwieは昔ほどたくさん飲まなくなったと思うし、あれが色んなトラブルの元だったんじゃないかな。彼がこういうインタビューを受けるときはバカの様に振舞ったものだけど、多くの場合はジョークを言ったり、酷く酔っ払っていただけなんだ。もちろん、仮に皮肉や冗談とかでものを言っても(雑誌等の)記事にはその意図が全然反映されないんだけど。Yngwieが「ああ、Randy Rhodesなんて酷いギタリストだと思ったよ!」なんて言うと、それほど本気で言ったことではなかったのに、そのせいで嫌な目にあったりしたよ。そういうことを言うのは良くないけど、彼は飲み過ぎて正気を失っていたから自分が何を言っているのか分からなかったんだよ。ただの冗談だったのに、その・・・インタビュアーは「分かりました」みたいな感じでそれをメモる。で、結局印刷物になって永遠に残るんだ。」

Jorgは以前Running Wildやその他多くのバンドでドラムを叩いていたことは知っていますが、TolkkiはJorgにひとつのバンドを選ばせたのですか?

「ああ、彼とそのことで話をしたと思う。Tolkkiが選択を強制したかどうかは知らないけど、そのことについてJorgは考えている途中だったのかもね。実際Jorgはほとんど休暇もない状態だったから。彼はそのときもツアーの最中で、僕はただプロジェクトみたいな感じでレコーディングに参加しているだけだった。Jorgは(ツアーが終わってから)長い長いセッションに参加するつもりだった。彼はStratovariusから解放されたら(再び)ツアーに出る予定だった・・・変な話だけど、Jorgもそれで満足していたと思うよ。ほら、ツアーを断る理由ができたわけだからさ。」

答えて頂けるかどうか分かりませんが、Tolkkiは30分くらいの曲を作っていると言っていましたが?

「いや、全く知らないな。ソロアルバム用の曲かも知れないね。彼は最近あまり喋らないんだ。ただひとことふたことを独り言のようにつぶやくだけでね。」

(笑)あなたもご自分の曲に歌詞を書いたのですか?

「ああ、書いたよ。全然深い意味は無いけど、他の収録曲ととても調和しているよ。ネガティヴではなく、ポジティヴな内容だね。」

Michael Kiske(EX.Helloween)がTolkkiのソロプロジェクトとかに参加するかも知れないといったことを聞いたのですが。

「そうだよ。Tolkkiのソロアルバムに参加すると思う。たぶんそうなると言い切れるんじゃないかな。彼らは今までEメールや電話でよくそういう話をしてきたからね。結局Kiskeは2,3曲だけ歌う事になると思うよ。結構面白いものになるだろうけどね。」

KotipeltoはKiskeの影響を受けていると思いますか?

「分からないけど、少しはそうかも知れない。」

私にはちょっとそういう風に聴こえるんですけど。

「あのKiskeという人はちょっと変わっているよね・・・例えばどうしてHelloweenを辞めたのかとかさ。彼はSpinderのような宗教的なものに入れ込んでいたんだ。君が彼(Kiske)のことについて聞いているかどうか分からないけど、彼は本とかも書いているんだ。Tolkkiのコラボレーションが終わるとすぐにKiskeはここ2・3年間のことを良く考え始めた。興味深いよね。彼らはEメールで哲学について話し合っていたんだと思う。」

批評家達があなたとTolkkiは感情も何も無いただ速いだけのソロしかプレイしないと言ったら、どう思いますか?

「まあ、妥当な批判だろうと思うよ。速いテンポの曲だとそんなにたくさんの感情を込められないんだよ。僕にとってはキーボードソロはすごく短い。8秒くらいの間で、ゆっくり弾き過ぎると2つくらいしか音が入らないしね。その・・・エモーショナルなプレイは他の作品のために取っておくんだよ。でも、最近の2・3枚では速いだけのものではなくなってきている。それは僕のことじゃなくて、もうひとつの方法に興味があるTolkkiのことだよ。僕は若い頃に勢いだけのソロをたくさんやったから、今のところそういうのには飽きてしまっているんだ。」

スローな曲においてTolkkiはギタープレイで感情を良く表現していると思いますよ。

「そうだね・・」

Tolkkiも全ての歌詞を書くのですか?

「自分で作った曲には書くと思うよ。」

フィンランドのNightwishのことはお聞きになりましたか?

「もちろん。彼らのCDを持っているよ。空港で買ったんだ。すごく良くできているね。」

そうですね、彼らは良いバンドですよね。

「彼らやSonata Arcticaと共に、フィンランドからメロディック・メタルの波が来ているように思うよ。」

ええ、アメリカにもメロディック・メタルが復活しつつあると思うんです。少ないかも知れないですが、以前よりも多くなっているのは確かです。

「あの国はデカいからツアーするのは難しいね。アルバムも5000枚くらいしか売れないと思うし。」

私は全部買いましたよ。

「ありがとう。(笑)」

どのくらいかは分かりませんが、是非Stratovariusに来て欲しいと思っている人がたくさん居るんですよ。あなた達は大きな会場でプレイすることに慣れていますよね?

「たぶん僕らがこっちでプレイしている会場よりも大きいと思うけど、それはそれほど問題にはならないよ。基本的にお金の問題なんだ。どれくらいの赤字が出るか・・・アメリカに行ったら大きい損失になると思うんだよ。」

Gamma Rayとかと一緒にツアーをするのはどうですか?

「ああ、そうだね・・・彼らはまだNoiseに在籍していると思うけど。仮にこういう政治的な問題が片付いても、今度はどのバンドが最初にプレイするかが問題になってくるしね。」

でも、Hammerfallとならツアーをやれたかも知れませんね・・・

「君の言うとおりだね。彼らは前に渡米していたと思うし。」

ええ、彼らは来ましたよ。Deathとツアーしていました。さて、このあたりでそろそろお終いにしましょうか。何か他に言いたいことはありますか?

「上手く行けばアメリカにも行けるだろうけど・・・そんなの誰にも分からないだろ?まだ何も無い状態なんだ。まあ、アルバムの結果はそのうち分かるよ。もちろん、アルバムの売り上げが良ければレーベルのスーツ連中を説得し易くなるよ。「ああ、当然・・・アメリカ行きは保証するよ。問題ない。」とか、「OK、小切手にサインするよ。飛行機のチケットやツアーバスでも何でも用意する。」という感じでね。」

(笑)そうですね。お時間をいただいてありがとうございます。Stratovariusの音楽は素晴らしいですし、とても良いバンドだと思います。是非アメリカにも来てくださいね。

「ああ、アルバムの売れ行き次第だね。」

またお会いしましょう!

「そうだね、ありがとう! さようなら。」

インタビュー原文
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