...with max respect for maestro Jens Johansson.
>>Visit http://jens.org!!
|| Main || About JJ || Weblog || Interviews || Old News Archive ||
 
|| BBS || Me!? || Link || Contact || >>Who's your favorite player?>> Group || Guitarist || Keyboard player ||
■Interview with Janne Wirman (Warmen, Children of Bodom) Feb 2002




少し昔の話から始めたいと思います。どのように、また何故ソロプロジェクトを始めようと思ったのかというところからお訊きしたいのですが。

「それは君も知っているだろうけど、COBの曲はAlexiが全部書いていて、僕も自分のアイディアと音楽を形にしたいと思ったからなんだ。そういうわけでそれがWarmenの動機のようなものだね。 」

それは一定のスタイルの音楽を・・つまりCOBでプレイすることを窮屈に感じたということですか?

「いやいや、COBでプレイするのは大好きだよ。音楽もスタイルもすごく好きだ。ただ単に、僕も自分自身が考えていることをやってみようかなという気分になっただけなんだ。」

さらに以前の話になりますが、最初にキーボードをやってみようと思うきっかけになったものは何と誰ですか?

「僕は5歳のときにピアノを始めたんだ。父親が昔ミュージシャンで僕に音楽の勉強をさせた。それから17歳くらいのときに1年間ピアノを止めていた時期があって、その後18のときにCOBに加入したんだ。だから今までキーボードは4年間、その前にピアノをやっていたということになるね。僕が思うにキーボードとピアノは全然違う楽器なんだ。見た目は同じに見えるかも知れないけど、ピアノはハンマーアクションによる一定の音色やタッチしか得られない反面、キーボードはムチャクチャ人工的な音がでる。だから全く異なるものだよ。」

COBはあなたが最初にプレイしたバンドだったんですよね?

「いや、その前にも色々なバンドでプレイしていたよ。実際COB以前のバンドでは僕はドラマーだったんだ。(笑)もちろんその頃は音楽学校でピアノの勉強をしていて、多くのジャズバンドでピアノを弾いていた。」

メタルバンドにいたことはありますか?

「いやCOBが初めてだよ。」

時々あなたのプレイがリードギターに沿ったアプローチをしているような印象を受けることがあるのですが、あなたはキーボードのソロパートをギターソロのように組み立てているのですか?それとも多くのリードギタープレイヤーがあなたに影響を与えているのですか?

「リードギタリストが僕に影響を与えているとは言わないけど、僕が証明しようとしているのはキーボーディストだってギターヒーローのような存在になれるということなんだ。つまり、みんなYngwie Malmsteenとかのギターヒーローを知っているけど、僕が証明しようとしているのは、キーボードの分野でも優秀なミュージシャンが存在しているということだよ。」

音楽理論や技術は誰かに教わったものですか?それとも独学ですか?

「音楽理論は学校で多くのことを学んだよ。フィンランド国内で可能な限りのトレーニングを受けたんだ。授業には全部出席したから、音楽理論に関しては本当にしっかりとしたバックボーンを手に入れることができたよ。」

あなたは理論とかのほうはかなりのことを習得したようですが、まだ音楽面で勉強しなければならないことはあるのですか?またミュージシャンとして成長するために取り組んでいることは何ですか?

「自慢できることじゃ無いんだけど、僕はリハーサルというものを全くしないんだ。本当に怠け者だからね!ハハハ。でもCOBが(レコーディングのために)スタジオ入りする際はいくらかリハーサルをやらないといけないんだ。Alexiはかなり難しい曲を書くからね。そういう場合でなければ、僕は絶対一人でリハーサルをしない。まあ、何と言うか、きちんとリハーサルしてさえいたら、もっと上手いプレイヤーになれたとは思うけど・・・僕は怠け者なもんでね。」

では、あなたは一人のときはキーボードやピアノに触りもしないということですか?

「そうなんだ。困ったことにね。一人だとリハーサルとかをやる気が起きないんだ。そういう状態ではつまらないものしかプレイできないことは分かってるからね。」

前作”Unknown Soldier”と今回の”Beyond Abilities”の大きな違いとは何でしょうか?

「ニューアルバムを少しでもより皆が楽しめるようなものにすることが非常に楽しかったよ。1stではインストゥルメンタルがメインで、ヴォーカルがついているものは2曲しか無かったけど、ニューアルバムではヴォーカル入りの曲も増えたし、またインスト曲のアレンジも更に面白いものになっていると思う。」

”Beyond Abilities”というタイトルについてですが、これはあなたが「自分自身の能力を超えてプレイ」する、ということに関係しているのですか?それとも他に何か意味があるのですか?

「ああ、皮肉のような意味があると思っているんだ。僕はいつも自分自身に「能力以上のプレイをするんだ」と言い聞かせているよ。」

自分の曲を書いているとき、「これはCOB用に使える」または「こっちはWarmen向きだ」と思うものはどのようなものですか?

「さっきも言ったように、COBの曲は全部Alexiが書くから、Warmenの曲を書いているときは自分一人で内容を吟味することになる。だから基本的に僕がどれを使うかを決定するんだ。この手法においては、僕がWarmenの曲を書いている間にそういうことは既に決まっているようなものだね。まあ、これが僕がやっていることだよ。僕がしなくても良いことは・・・くそ・・・どう言ったらいいのかな。君に僕の言いたいことは分かってもらえたと思うけど。」

ええ、分かります。今回のゲストヴォーカリストについて少し教えて頂けますか?Kimberly GossとTimo Kotipeltoが参加していますが、2人ともメタルシーンでは非常に有名です。なぜこの2人を選んだのですか?

「KimberlyはWarmenの1stアルバムでも歌っているよ。僕達はその後また彼女に手伝ってもらおうと決めたんだ。だから彼女の参加は自然な選択肢だったというわけだよ。そしてTimoに関しては、彼はソロアルバムをリリースする予定だから、僕が彼のアルバムでキーボードを弾き、代わりに彼にWarmenのアルバムで歌ってもらうというナイスな取引きをしたんだよ。もう一人の男は、これが本当におかしな話でね。当時まだヴォーカリストを誰にするか決めてない曲があって、ヘルシンキのとあるバーで飲んでいたらある男(Pasi Nykanen)が酔っ払って大声で歌い出したんだ。で僕が「おい、俺達のアルバムで歌ってみないか?」みたいに言うと彼は「いいぜ」と答えた。そういういきさつで3番目のシンガーを見つけたんだよ。」

現在彼は別のバンドをやっているそうですが、私はそのサウンドとか、どういうジャンルの音楽をやっているのかということは良く知らないんですよ。

「ああ、彼ならThrone of Chaosに加入したよ。」

彼らはどういう音楽をやっているのですか?

「いや、良く知らないんだ。あんまり好きじゃないからね。」

彼らにはこのことを言わないほうが良いですよね?

「だね!ハハハ!」

その他に次のWarmenのアルバムで是非ゲスト参加してもらいたいのは誰ですか?

「ギタリストでは、是非Michael Romeoにやってもらいたいな。ほら、あのSymphony Xのギタリストだよ。彼はムチャクチャ上手いプレイヤーだからね。それに次もまたTimo Kotipeltoとやれたらいいなと思う。当然Alexiにもやってもらいたい。彼は物凄い才能を持ったギタリストだし。」

今までCOBとWarmenの他にどのようなバンドやアルバムに参加しましたか?

「さっきも言ったように、これから(僕が参加している)Timo Kotipeltoのソロアルバムがリリースされる。そして現在進行中のプロジェクトがあるんだ。実際に僕はそのバンドのメンバーでね。君もたぶん知ってるだろうけど、HelloweenからRoland Grapowが抜けて、Uli Kuschも辞めようとしているんだ。それで僕はRolandとUliがいる新しいバンドにいる。バンド名はMasterplanで、ニューアルバムでは僕がキーボードを弾いているんだ。4月頃にリリースされるだろう。そういうわけで僕はこのバンドのメンバーでもあるんだ。」

ではそのHelloween出身のメンバーと作ったものについて話していただけますか?もうレコーディングは開始したのですか?それとももう終了したのですか?

「ああ、僕のパートは終わったよ。かなり良い出来だね。少しHelloweenと雰囲気が似たものになるだろうけど、より現代的で、ナイスなヴォーカルが頻繁に登場するんだ。だから、すごく良いアルバムになると思うよ。今までやったことが無かったことにも挑戦しているから、どういう作品になるのか本当に楽しみだ。」

彼らに「ライヴで一緒にプレイして欲しい」と頼まれることを望んでいますか?それともこのバンドはあなたにとって、どちらかというとスタジオワークのみのバンドということなのでしょうか?

「ああ、僕はバンドのメンバーのようなものだから、彼らがライヴをするのなら僕も参加するだろうね。」

今までにWarmenとしてライヴをやったことはありますか?もしそういう経験が無いのでしたら、あのメンバーでライヴをしたいと思ったり、または計画したりしたことはありますか?

「1stアルバムを出した後にフィンランドでショウをやったよ。それにTVのショウとかにも出たんだ。で、現在は2ndアルバムの面子で、フィンランドでショウをするプランを練っているところだよ。2ndアルバムのメンバーで、小さなフェスティバルでプレイすることも検討したんだ。そういうことだから、そのうちはっきりすると思う。」

以前気になっていたのですが、どうしてHeartの曲をカヴァーすることにしたのですか?あなたの希望通り、Warmenの曲はメディアでオンエアされましたか?

「もちろん僕は80年代の音楽が大好きで、Kimberlyか誰かが「あの曲をやってみたら?」と僕に提案したんだ。僕は「ああ、いい曲だよね」という感じでOKして、ピアノをプレイすることにした。それに彼女が歌う”Alone”をとても気に入っているんだ。良く出来たカヴァーだと思う。」

Heartの曲をカヴァーしたのは、Warmenを聴かないようなリスナーの興味を引くかも知れないという理由からですか?

「ああ、そうかもね。フィンランドではシングルカットされたんだ。」

ええ、記事で読みました。では実際にはラジオで流れましたか?

「たくさん、と言うほどじゃないけどね。ほんの2・3回だよ。」

他に何かカヴァーする予定はあったのですか?それともあれが唯一のカヴァーだったのですか?

「いや、あれだけだよ。」

WarmenのファンでもあるChildren of Bodomのファンは、どういう人たちだと思いますか?それともWarmenを聴く人たちというのは、どちらかと言えStratovariusタイプのファンだと思いますか?

「ああ、僕はCOBのファンとWarmenのファンは違うタイプだと思うよ。彼らはAlexiのプレイのファンなんだ。Alexiはムチャクチャ凄いギタリストだからね。僕も自分のことをそれなりのキーボーディストだと思っているから、(僕の)プレイが好きなファンもいるだろうし、一般的なデスメタルのファンや、アグレッシヴなヘヴィメタルのファンとかもいるんだ。その中でも僕のプレイが好きな人たちはWarmenのことも気に入ってくれるだろうけど、逆に君が言ったように、Stratovarius系統のファンもWarmenを好きになってくれるかも知れない、とも思っている。良く分からないけどね。」

私はどちらも好きな部類なんですよ。淡白なもの(Stratovarius)だけを好む人もいれば、攻撃的なヴォーカル(Children of Bodom)しか聴かない人もいるのは分かっていますが・・・まあ、好みというものは人それぞれですからね。あなたに影響を与えた2・3人のミュージシャンについての意見をお伺いしたいのですが、そういった人たちはあなたにどのような形で影響を与えたのですか?また彼らのことをどう思っていますか?

「OK,一人目は・・まず最初に影響を受けた人で思い当たるのは何といっても、Stratovariusのキーボーディスト、Jens Johanssonだね。僕がこれまでのインタビューで言ってるように・・・僕は彼を崇拝しているんだ。毎回触れておきたいキーボーディストの一人だよ。僕は彼のプレイが完璧だと思っているからね。音色やスケールも素晴らしいし、彼のプレイはどれをとっても完璧としか言い様がないよ。」

いつかあなたのアルバムで彼とのキーボードソロの競演が聴ける日が来るかも知れませんね?

「そうだね!!!以前そういうことを思いついたんだ。Jensがヘルシンキにいたときに、彼にたらふく呑ませてからスタジオに引きずり込んで、何か弾かせようという計画だったんだけど、計画倒れに終わった。(笑)まあ、上手く行けばそのうち実現するかもね。」

次は、これもフィンランド出身ですが、Nightwishについてお訊きしたいと思います。Nightwishとそのキーボードにについてどう思いますか?

「ニューアルバムは好きだよ。サウンドも独自のスタイルに基づいていて、すごく良いと思う。ただ、Tuomasのことはキーボーディストとしてそれほど素晴らしいプレイヤーだとは思っていないんだ。彼は優れた曲を書くけど、僕的にはそんなに凄いプレイヤーだとは思わない。」

わかりました。ではRhapsodyのAlex Staropoliはどうですか?

「アイタタタ・・・これは言わないほうが良いかも・・・(笑) 彼らについては酷い噂を聞いたことがあるんだ。彼は1stアルバムで自分では全くプレイして無かったとか。全部プロデューサーがコンピューターで作ったもので・・・僕はそういうのは大嫌いなんだ。」

最近のRhapsodyのアルバムはどうですか?それとも1stで嫌気が差しましたか?

「もう、冗談じゃないよ。好きじゃないね。1stアルバムの音楽性は良く出来ていて好きだけど、それ以降の作品は大嫌いなんだ。」

そうですか・・ではRhapsodyのことはお終いにしましょう。キーボーディストではありませんが、Yngwie Malmsteenについてはどう思いますか?

「ううん・・そうだな、彼と僕のプレイには似ている部分が多いと思うよ。彼は正確にリズムに合わせてギターをプレイする。僕も速いパートを弾くときはそういうことを意識するから、その点が似ていると思う。いつもリズムにドンピシャという訳じゃないけど、プレイそのものは最高だよ。だからミュージシャンとして、彼のことは大好きなんだ。」

違うタイプのバンドはどうですか?ブラックメタルとも呼ばれているDimmu Borgirはどう思いますか?彼らはキーボードを多く取り入れていますが、それらについてあなたの意見をお聞きしたかったんですよ。

「ううん・・僕はその手の音楽は全く聴かないんだ。僕はCOBでプレイしているけど、僕の考えでは、COBはDimmu Borgirにはないクールなファストプレイをするバンド、だと思っている。彼らのアルバムを聴いたことが無いから、彼らの音楽については何も知らないんだけどね。」

自分の音楽のことを考えていない休日には、どのような音楽を好んで聴いていますか?読者の皆さんに大体のところを教えて頂けますでしょうか。

「まあ、いろんなものを聴いてるよ。え・・と、これってさっき言ったっけ?はあ・・今日だけでインタビューを10こなしたからなぁ、ゴメン。僕は”ザ・ロック”や”グラディエーター”みたいな映画のサントラが大好きなんだ。それで最近はそのグラディエーターのサントラをずっと聴いてるんだ。で、他に聴いてるものだって?そうそう、Arch Enemyのニューアルバム(※Wages of sin)だね。凄く良いバンドで、ギタリストもかなり上手いと思う。さっきも言ったけど、僕はいろんなものをたくさん聴いているんだよ。Britney Spearsも大好きだね。」

というと・・・それは彼女の音楽が好きということなんですか?それとも彼女の・・・

「どちらかと言えば彼女の・・・」

私がさっき付け足そうとしたのは「皆が驚くようなアーティストを挙げてくれませんか?」ということだったんです。

「それなら間違いなく彼女の名前が挙がるよね。COBが韓国と日本をツアーで回っていたときに、韓国でBritney Spearsの2枚組みDVDカラオケを買ったんだ。メチャクチャ気に入ったよ。毎日家で彼女の歌を歌っているくらいだよ。な〜〜〜んてね、ハハハ!!でも彼女の曲のプロダクションは大好きだ。すごくパワフルだからね。」

分かりました。面白いですね。Rhapsodyは嫌いでもBritnyは好きだというのは。

「その通りだね。RhapsodyとBritneyのどちらを好んで聴くのか、という質問だったのなら、僕はBritneyのほうを選ぶよ。」

ではWarmenの話に戻りましょう。これからのWarmenはどうなっていくのでしょうか?来年またソロアルバムが出たりとかするのでしょうか?

「ああ、ちょうど先週弟(Antti Wirman)と僕のマンションで酒を飲みながら新しい曲を作っていたんだ。だから上手く行けば来年に3rdアルバムをリリースできるだろう。Warmenでは僕は自分の音楽やアイディアを表現できる。そういうのは本当に楽しいよ。アルバムがどれくらい売れるかとかそういったことをそんなに気にしてないからね。来年ニューアルバムを出せれば良いね。」

ここ北米では、”Beyond Abilities”はCentury Mediaよりリリースされていますが、昨年はSpinefarm Recordsから発売されていました。3rdアルバムはCentury Mediaからリリースされるのでしょうか?どうなるかご存知ありませんか?

「まだ分からないな。でも今のところCentury Mediaが良くやってくれているから凄く嬉しいよ。」

ええ、彼らは目一杯インタビューの予定を詰め込んでいるようですね。ハハハ

「そうなんだ。今日は16もあるんだ。8時間だよ?かなり酔っ払っちゃったよ・・・」

先週アルバムを手に入れたばかりなんですよ。レーベルがプロモーション用のCDを送ってきたくれたので週末はそればかり聴いてたんですよ。実に素晴らしいアルバムだと思います。

「本当にありがとう。そう言ってもらえて本当に嬉しいよ。ずっとインタビューを受けているんだけど、どの人もニューアルバムをとても気に入ったと言ってくれるから、僕達のやっていることが皆に評価されていることが分かってとても良い気分だよ。」

あなたのバックグラウンドとChildren of Bodomが融合したときや、Timo Kotipeltoミュージシャンがゲストで参加してくれる場合は、駄作になってしまうこともないですよね。とにかくTimo Kotipeltoは私が大好きなヴォーカリストなんですよ!

「StratovariusはJensがプレイしているバンドだからずっと僕のお気に入りなんだ。だから僕にとってはTimo Koptipeltoと仕事ができるというのは夢が実現したようなものだったよ。」

これで質問は全て終わりました。あなたのソロプロジェクトが上手くいくことを願ってますよ。そのことでまたお話しできる機会があればいいですね。

「君と話ができて本当に良かったよ。」

ありがとうございました。

「Yeah, thank you!」

インタビュー原文
copyright(text)@bulletfish 2000-2009