...with max respect for maestro Jens Johansson.
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■STRATOVARIUS Interview with Jens Johansson Apr. 2009


1.「Polaris」にはギター/作曲の担当だった Timo Tolkki が在籍していた頃に書かれた曲はありますか?

JJ:いや、ないよ。ほとんどの曲は昨年書かれたものだよ。僕と Timo Kotipelto はあらかじめアイディアをいくつか用意していて、Lauri も少しアイディアを出してくれた。ドラマーの Jorg は何も書いてない。作曲は嫌だって言うもんでね。ハハハ。得意じゃないらしい。

2.Timo Tolkki の脱退後、残ったメンバーでバンドを続けるのは大変でしたか?

JJ:ああ、きつかったね。1 年くらい前はどうするか迷っていたんだ。Jorg はバンドを Stratovarius の名前で続けていくことに大反対、Kotipelto はどちらでもかまわない、Lauri はある程度賛成、という立場だった。ギタリストは・・・うん、当時は居なかったね。ハハハ。

3.Tolkki がバンドを去った時はどういう状況だったんですか?彼が残りのメンバーに対してはなむけの言葉を残して去ったのは、Stratovarius の曲を演奏し続けることに対してであって、そのままバンドを存続させることに対してではなかったのでしょうか?

JJ:Tolkki は自分が何を望んでいるのか分かっていなかったんだと思う。もう Stratovarius は終わりだと思って去って行ったんだろう。残りのメンバーがバンドを続けるなんてことは思ってなかったんだ。(Tolkki が)Stratovariusを終わらせた理由に関してステートメントを発表したから、僕たちはとりあえず引き続き Stratovarius として活動していく可能性を除外していないというステートメントを出した。Jorg がバンド名を引き継ぐのに反対してたからね。あの時は 1 曲も手元になかったし、ギタリストもいなかった。その結果、僕たちが Stratovarius を続けるかも知れないと知った Tolkki は相当頭に来たらしく、またステートメントを発表して「俺抜きで Stratovarius を続けるなんてあいつらは最低だ。もう勝手に何でも好きなようにすればいい」みたいなことを言ってたよ。気持ちの整理みたいなのが全然ついてなかったんだと思うよ。それから何日かして、バンド名を取り返すために僕たちを訴えようとしてきてさ。長い話だよ・・・

4.残ったメンバーと Tolkki との関係は現在ではどのような感じですか?

JJ:良好だよ。残念ながらネット上でいざこざがあったけどね。去年の 9 月頃に、僕たちは Stratovarius というバンド名で活動を続行することを発表した。Stratovarius のようなサウンドの曲をレコーディングし始めたからね。このことを発表すると Tolkki はまた怒り出したんだけど、5 週間ほど前に Tolkki から「なあ、俺たちがみんな仲良くやっているという奇妙な夢を見たんだよ。話し合わないか?」という内容の E メールが来た。それで僕は「ああ、いいよ」と返事をしたんだ。あのいざこざはこれで完全に状況が好転したようだ。あの夢だか悪夢だかを見たのが原因だと Tolkki は言ってたよ。

5.ということは、Tolkki が今後バンドに帰ってくるという可能性はあるのでしょうか?

JJ:まずは2,3枚アルバムを作ってみないとね。Tolkki が Stratovarius を終わらせようとした理由の 1 つは、この種の音楽をプレイすることにうんざりしてしまって、「もう Stratovarius では興味をひかれるようなことはできない」と考えたことだと思う。それにシンガーの Timo Kotipelto、ドラマーの Jorg Michael との確執もあったようだし。でも、もちろん Tolkki はパワーメタルのようなものも思いつくかも知れない。彼の新しいバンド、Revolution Renaissasnce は聴いた? 1st アルバム「New Era」の曲のうち何曲かは Stratovarius の曲になっていても不思議ではなかったけど、新作の「Age of Aquarius」についてはよく分からないな。たくさんの人が Revolution Renaissance と Stratovarius のサウンドは違うって言ってたけどね。でも、結局はそういうことなんだろうな。

6.Tolkki がバンドにいない状態で、どのようにして残りのメンバーで(Matias を含む)「Polaris」の曲を書いたのですか?

JJ:新作のマテリアルを集め出した頃はギタリストがいなかったし、バンド名もなく、レコード契約も全くなかったんだ。唯一僕たちの手にあったものと言えば、Tolkki のアナウンスメントがバンドに残した負債だけだった。だから基本的には 2008 年の 6 月に集まってリハーサルをしようということになって、まあそんな感じでアイディアを集め始めたんだ。僕が持ち寄った曲は 95% 完成していて、Matias と Kotipelto の曲は作りかけ、といった状態だったと思う。それから粗デモを作ったんだけど、バンド名をどうするのかが分からなかった。Jorg もその場にいなかったしね。だから僕たちはじっくりと色々な案を検討していった。

7.「Polaris」の楽曲ではキーボードがかなり前面に出て来ていますが、これは多くの曲を書いたという理由で、あなたが決定したのでしょうか?

JJ:いや、意識してそうしたというわけじゃないんだけど、昔「Elements」だかを作っていた頃に、Tolkki がギターとキーボードのソロをあれこれ入れ替えたりしていたのがその理由かも知れないね。僕自身は「Polaris」が他のアルバムよりキーボードのパートが多いとは思っていないんだ。このアルバムでは意図的に行われたものはないよ。もしそう聴こえたのならそれは偶然と言うしかないな。僕たちは「Polaris」用に 17 曲ほど書いて、そこから絞り込んでいった。

8.過去の Stratovarius のアルバムで、最も「Polaris」に近い作品はどれでしょうか?私は「Fourth Dimension」と「Elements」の一部に見られるプログレッシブさが多くの部分で共通していると感じました。

JJ:それは難しい質問だね。君がそう思ったのならそれはそれで正しいと思うけどね。若干プログレッシブなところはあるし。いずれにせよ僕たちが上手くやれたかどうかが一番気になるところだよ。作品に深く関わっていると楽曲がどの方向に進んでいるのかが分かりにくいんだ。それに加えてバンド周辺で色々とゴタゴタがあったから、このアルバムがリリースされるのかどうかすらはっきりしていなかったんだ。

9.どのようなセットリストを用意していますか?

JJ:そうだね、少し変わったものを考えているんだ。今は UK で小規模のヘッドライナーツアーをやっているところだからね。未だプレイしたことがない場所もいくつか回るよ。だからこのツアーはウォーミングアップ、お披露目、ヘッドライナーツアーと言った意味がある。そういうわけで、このツアーでは新曲も古い曲もプレイしているけど、夏のフェスティバルではグレイテストヒッツのようなセットになると思う。秋のヘッドライナーツアーでは「Polaris」からの曲がいくつか増えることになるだろうね。

10.しばらくプレイしていなかった曲が入る予定はありますか?

JJ:なんとも言えないけど、いいアイディアなんじゃないかな。ただ選曲に関しては Kotipelto に任せることになってるんだ。風邪を引いたりしたときなんかにはキーがキツい曲もあるからね。本人もこのやり方が気に入ってるようだし、議論を重ねすぎてもセットリストが決まらくなるしね。ほら、以前 Tolkki がバンドにいた頃は、全く話し合いもなくあいつがセットリストを決めていたから、それがちょっと問題になっていたんだ。今では状況が変わって完全に民主主義、というわけさ。これからは揉め事が起こらないように全員の投票によって代表を決める、という形で代表民主制をとることになるだろうね。実際に「Polaris」の新曲に関して多少試してみたんだ。作曲者がアレンジやプレイの方法を決める、という形でね。

11.セットリストには Stratovarius の 1st 〜 3rd アルバムの曲は入りますか?

JJ:最近では「Elements」ツアーのときにその頃の曲のメドレーをやってたよ。でもセットリストは Kotipelto が決めることだからね、ハハハ。

12.Stratovarius のライブ DVD をリリースする予定はありますか?

JJ:それはまた別の話だね。1995 〜 2000 年頃の作品は Noise が権利を持っていたけど、Noise は Sanctuary に買収され、その Sanctuary は Universal に買収されちゃたからなあ。今は Universal が権利を持っているから、普通なら彼らの許可を取り付けて使用料金を払うことになっていただろうね。でも映像自体は僕たちの手にあるから、Tolkki が居た頃のメンツで DVD を 2 枚リリースする権利は僕たちが持っているんだ。2003 年のミラノ公演のショットはとても良い出来だったんだけど、編集の担当者が体調を崩したせいで完成しなくてさ。残念だよ。ミキシングも完了していて、例の編集者がいなくなった後に誰かがゴミの中からそのテープを発見した。もう何が何やら分からない状態だね。Stratovarius の世界は本当に狂ってるよ。ハハハもう片方は 2005 年のサンパウロ公演のショットで、6 台のカメラを使った。かなり良い出来だよ。後は完成させるのに必要な資金を集める手段をどうにかして見つけるだけだね。

13.Stratovarius は 9 月に短期の US ツアーを行うことになっています。有名なバンドと一緒に回る予定はありますか?

JJ:どうだろうね。オープニングアクトの話はあったけど、まだ何も決まってないんだ。数年前のヨーロッパツアーでは兄さんの Hammerfall と回ったんだ。僕たちは StratoHammer ツアーって呼んでたけどね。ハハハ あれはクールだったから、そういうのをやってみたいね。

14.ライブでプレイするのが好きな曲は何ですか?

JJ:速い曲だと「Forever Free」あたりかな。スローな曲だと・・・曲名は何だったかな・・・そうそう、「Eternity」だ。「Phoenix」は楽しいね。今回の「Polaris」ツアーでもプレイすることになると思う。1999年に「Infinite」でこの曲をレコーディングしたときのことは今でも覚えてるよ。

15.他に何かコメントはありますか?

JJ:ニューアルバム「Polaris」は本当に「実験」だったんだけど、Matias のギターとは非常に上手くいった。Matias も他のメンバーと同じような性格だから一緒にいてとても楽しいよ。ぜひこのアルバムをみんなに聴いてみてもらいたいな。



インタビュー原文
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